住宅ご購入の資金として多くの方は住宅ローンを利用します。長期に渡り支払っていくもですから、本当にご自身にあったものかをよく理解してお選びになる必要があります。 マイホームを買う人の多くが利用する住宅ローンですが、たくさんの種類があって、どれを借りればいいか迷ってしまいます。まずは基本の仕組みを押さえましょう。 住宅ローンアドバイザーとは?(一財)住宅金融普及協会
住宅ローンの返済額は借入額と返済期間、それに金利によって決まります。借入額は住宅価格の8割程度までが目安ですが、 8割以上借りられるケースも少なくありません。返済期間は最長35年が一般的で、長いほど毎月返済額は軽くなりますが、 総返済額は増える仕組みです。一般的に金利が固定される期間が短いほど低金利ですが、金利変動のリスクは高まります。
●金利の主なタイプは3種類
(全期間)固定型 | 返済期間の始めから終わりまで金利が固定されるタイプ。フラット35のほか、一部の民間金融機関が 扱っている。途中で金利が上がる2段階固定金利型もある。 |
固定期間選択型 | 3年、5年、10年など一定期間だけ金利を固定するタイプ。固定期間終了時にはその時点の金利で 変動金利や異なる固定期間の金利を選ぶこともできる。 |
変動型 | 定期的に金利を見直すタイプ。ほとんどの金融機関では年2回金利を見直し、返済額は5年に一度見直される (初回の見直しまでの期間は借入月により異なる) |
都市銀行や地方銀行、信託銀行など多くの民間金融機関が取扱っているローンです。 一般に、各金融機関が指定する保証会社の保証を受けられることが融資条件となり、収入の安定性や返済能力についての審査があります。 金利は変動型と固定期間選択型(短期固定)が中心ですが、都市銀行を中心に全期間固定型も増えています。 また、各金融機関が独自の金利優遇キャンペーンを行っていますので、それぞれの優遇内容をふまえ、お客様にあったローンをご紹介しております。 銀行などが扱う民間ローンは購入物件の担保価値、個人の返済能力などで融資額が決まります。 借りるときの団体信用生命保険料がかからないことが多く、ローン保証料や繰り上げ返済手数料が不要なローンもあります。 金利タイプは複数の中から選べるケースが一般的です。
選べるローン
※団体信用生命保険…借りた人が死亡した場合に保険金でローンを完済し、遺族の返済を免除するための保険
※ローン保証料…返済が滞った場合に備え、保証会社に支払う。一括払いのほか金利に上乗せする分割払いもある。
※繰上返済手数料…返済途中でまとまった金額を繰上返済するときの手数料。金利や金額により異なる。
その他にも、 勤務先で財形貯蓄を1年以上続けている会社員を対象とした財形住宅融資があります。
勤務先や自治体などが住宅ローンの利子を補助してくれるケースもあるので、確認しましょう。
このほかフラット35と民間ローンの併用で金利を引き下げる「協調融資」もあります。
※団体信用生命保険…借りた人が死亡した場合に保険金でローンを完済し、遺族の返済を免除するための保険
※ローン保証料…返済が滞った場合に備え、保証会社に支払う。一括払いのほか金利に上乗せする分割払いもある。
※繰上返済手数料…返済途中でまとまった金額を繰上返済するときの手数料。金利や金額により異なる。
三菱UFJ銀行 | |
みずほ銀行 | |
りそな銀行 | |
三井住友銀行 | |
スルガ銀行 | |
三井住友T&F |
民間ローンの債権を住宅支援機構が買い取り、証券化する仕組みで、民間金融機関と住宅金融公庫の提携により生まれた住宅ローンです。 金利は最後まで一定の全期間固定型ですが、取扱金融機関によって金利や手数料が異なります。 保証人は不要ですが、購入物件の床面積や売買価格などの条件が民間ローンに比べてやや厳しくなっています。
変わらない固定金利が魅力 フラット35
住宅金融支援機構と民間との提携によるフラット35は、金利タイプが完全固定型で、窓口となる金融機関が金利を毎月決めます。 70歳未満で安定した収入があれば誰でも借りられますが、対象住宅には広さや質などの条件があります。住宅が一定の基準を満たすと、 当初金利が引き下げられる「フラット35S」が利用可能です。借りるときの保証料が無料なほか、繰上返済手数料も無料です。
住宅金融支援機構と民間との提携によるフラット35は、金利タイプが完全固定型で、窓口となる金融機関が金利を毎月決めます。 70歳未満で安定した収入があれば誰でも借りられますが、対象住宅には広さや質などの条件があります。住宅が一定の基準を満たすと、 当初金利が引き下げられる「フラット35S」が利用可能です。借りるときの保証料が無料なほか、繰上返済手数料も無料です。
フラット35 |
お客様よりいただくご質問に「大手不動産会社で住宅ローンを組むと住宅ローン金利が安くなると聞いたのですが。」という内容のものがあります。 住宅ローンの窓口は都市銀行や地方銀行・フラット35取扱い金融機関・ネット系銀行などがございますが、 どれも仲介会社で金利が変わるということはございません。 ただし、不動産会社専用の住宅ローン窓口があり、当センターを経由してお申込みをされる際には、優遇金利が適用されます。 都市銀行ローンにつきましては、全期間で最大「店頭金利マイナス1.7%」の優遇金利でお取扱いできます。 優遇金利につきましては借入金額に対する返済負担率や、お客様のご勤務状況・ご年収などにより異なりますが、 マイナス1%からマイナス1.7%の範囲で受けられます。 この優遇金利は当センターを窓口として住宅ローンをお申し込みいただいた場合に適用されるものであり、 お客様ご自身で申し込みをされた場合には適用されません。 金融機関のホームページ等には優遇金利の最大はマイナス1%記載の記載になっています。 それ以上の優遇が受けられることになりますので、住宅ローンは当センターの住宅ローンアドバイザーにご相談ください。
ローンをシミュレーションする
※住宅保証機構株式会社(外部サイト)へ移動します。
当センターでは、(一財)住宅金融普及協会認定の住宅ローンアドバイザーが、お客様にとってより良い選択ができるよう住宅ローン無料相談を行っております。
住宅ローンアドバイザーとは?
住宅ローンアドバイザーは複雑で多岐にわたる住宅ローンを適切にアドバイスする相談役です。この資格は国土交通省が取りまとめ、 住宅金融普及協会が認定を行っている資格です。ここ数年、住宅ローンの商品の多様化が急速に進む中、住宅を購入予定の方が「どのタイプの住宅ローンが自分に一番適しているか」を 判断することが非常に難しい状況になっていると言えます。 住宅ローンアドバイザーとは、このような状況の中で求められている「消費者保護や説明責任を果たし、 住宅ローンのご利用を検討されている方に適切かつ正確な商品知識や情報を伝えられる有資格者」をいいます。
住宅ローンアドバイザーとは?(一財)住宅金融普及協会
住宅ローンアドバイザーは複雑で多岐にわたる住宅ローンを適切にアドバイスする相談役です。この資格は国土交通省が取りまとめ、 住宅金融普及協会が認定を行っている資格です。ここ数年、住宅ローンの商品の多様化が急速に進む中、住宅を購入予定の方が「どのタイプの住宅ローンが自分に一番適しているか」を 判断することが非常に難しい状況になっていると言えます。 住宅ローンアドバイザーとは、このような状況の中で求められている「消費者保護や説明責任を果たし、 住宅ローンのご利用を検討されている方に適切かつ正確な商品知識や情報を伝えられる有資格者」をいいます。
住宅ローンアドバイザーとは?(一財)住宅金融普及協会
では、皆様にとって最適なプランのご提案とは何でしょうか? 不動産業者任せに住宅ローンを借り入れている事が多くあるように思いますが、ローンの見直しをという時に、 今借入れている住宅ローンが把握できていないと困ることになります。 当センターでは業者に都合の良い住宅ローンの紹介ではなく、お客様にとってより良い選択をして頂けるよう、 住宅ローンアドバイザーが多種多様の住宅ローン商品の中から最適なプランのご提案、収入に対する無理のない 返済の割合、返済期間、固定金利と変動金利の違い、優遇金利適用や費用などを適切にアドバイスいたします。